2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

団地めぐり

趣味ではない。純然たる労働である。 この世に、というかたった一つの市内だけの範囲にこんなバリエーション豊富に団地が沢山あるとは思わなかった。 住宅地の中のエアポケットみたいな、時間が止まった野生の老人ホームみたいになってる……。いよいよ高齢化…

『わたしのすがた』と『寝ても覚めても』

これはたぶん夏だったけど数カ月後の年末に不動産がテーマと聞いて観に行ったフェスティバルトーキョー2010に出品された、飴屋法水演出の体験型作品『わたしのすがた』が、西巣鴨の実在する物件を利用した、観客はおそらく虚構だけど物語ではない断片的に散…

ヒャッキンディガ

『青春を嫌う人間は、別に俺だけじゃないよ。その時その時で“現在の青春”が嫌いな人は一杯いるけどサ(“今の若い者ンは”って言う人のことね)、それとは別よ、勿論。 だって“青春”には嫌われる理由ってあるんだもん。自分の深みにはまった人間は、それ故に他…

サニーデイ・リアルエステイト

「晴れた日の不動産」っていう名前のオルタナバンドが昔いたんだよ!何が好きってこのジャケが好きだったよ!ボーカルの人が宗教に走ったとかグランジっぽいエピソードが不穏な耽美的メロディーに表れている。郊外の日常に狂気が忍びよるほど平和だった90年…

2011年

だんだん冗談抜きで外在的な環境が否応なしにヒップホップになっていっているんだけどどうしよう……。しょうもない事件に巻き込まれがちでも少なくとも最低限の客観性と自制心のある自分で良かった。どうするどうなる日本社会??デフォルトの無意識がふざけ…

雑感

あーもう「下書きを公開」のボタンを押せばいいだけのエントリーが30個以上あるんだけどこのまま放っといても埒が明かないのでこのこんがらがったのを巻き戻して片付けるために時系列を無視して出来た順にアップします。震災以後までたどり着くやら…… しかも…

「はじめての小説論」について

http://expoexpo.exblog.jp/13220830/ http://expoexpo.exblog.jp/13220836/ かなり以前からアラザルの佐々木敦インタビューとかでも連載が予告されていたけど、ずっとタイトルすら明らかにならなかった幻の文芸評論が先日唐突に公開された。この『はじめて…