neco眠る、ゆえにRollin' Rollin'・・・

 名うてのハンパないブッキングで都民を震え上がらせるゼロ年代末トーキョーCRJのストローブ=ユイレこと(←今思いついたまったくのデタラメだけど)宮崎くんと木下さんが企画する先月の江ノ島「HOLD ON ME!3」に行けなかったので今日は落成したばかりだという新代田FEVERの、

『neco眠る presents SPLAY25』mini ALBUM 「EVEN KICK SOY SAUCE」RELEASE PARTY!!!! in TOKYO

9月5日(土) 
開場 / 開演 17:30
チケット 前売¥2,500 / 当日 ¥3,000(ドリンク代別)

<LIVE>
neco眠る
二階堂和美
DODDODO with DJ MIGHTY MARS
KOCHITOLA HAGURETIC EMCEE'S

<DJ>
やけのはら 

 に行った。コチトラハグレティック・エムシーズはどす黒い薄汚れたリップスライムみたいな、ロバート・ロドリゲスのメキシカン映画で管巻いてそうなラテン系ノリの気のいいあんちゃんたちのラップ・グループで「デスきこり」の人たちです。
 メインアクトのneco眠るは今どき誤魔化しなく(誰かの表層のサンプリングでもリバイバルという名の安っぽいリサイクルでもコピーペーストでもなく)アップデートした豪快に滴るFUNK(ライブ音響加工ダブミックス付き)を荒々しくやっつける大阪のバンド。ファンキーなサイケデリックがつまりファンカデリックでレペゼンしていたのが黒人ゲットーの宇宙観がマザーシップの銀河系なので一方こちらはダンスミュージックの導入が盆踊り……みたいな説明は聞き飽きただろうから省略しますがザッツ・いくら上から刈られても刈られても生い茂るストリート・ミュジック。ライブハウスのモッシュ&ダイバーに大人気!!necoが曲をカバーしたDODDODO(極太DJの手で歌がパワーアップしていた)も二階堂和美も音楽つながりで飛び入り共演して仲が良さそうだった。土佐さんと会った。約ウン年ぶりに御大やけのはらさんのDJを聴いた。ブースから宣伝しまくっていた9/16に出る七尾旅人+やけのはらのシングル「Rollin’ Rollin’」(←終わらないアーバンソウルが今世紀最大のフロアアンセム!!豪華リミックス多数収録、レーベルはブルース・インターアクションズだそうです)がめちゃくちゃいいのでマストバイ!!この不肖プルゴー紙のささやかな活動は地理的にも人間関係も視野も狭い日本で不動産とケータイ通信料とブロードバンド接続料とネットカフェ家賃以外にいかに投資させるかという、批評的な何かしらの言葉の力で金の流れを変えないとこのままでは日本は滅びるよ!!という壮大な神々しい夜空に輝く妄想怪電波がある日山下の山上に降臨した墜落事件が発祥だと村に言い伝えられております。活字が滅びるということはすなわち人類は目に見えないものに投資する能力を失うということでありまして、世も末じゃ!もうじきじゃ!この世はおしまいじゃあというダイイングメッセージが山の記念の石碑に彫られているそうな。こんな面白いものがすぐ道端に落ちているのにリゾートまがいの野外フェスなんかー!!!(メタモルフォーゼ組への不毛な争いを生む無意味な挑発、モスコミュール漬けの彼方より)